今日も明日も君とずっと

歌い続けよう 君がいるから

しめしず版「星に願いを」に想いを馳せて

「Summer Paradise2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂 」

Travis Japanはそれぞれソロコンサートが行われました。

 

題名にもある"しめしず"とはTravis Japanメンバーの七五三掛龍也くんと吉澤閑也くんの2人を表す言葉です。

七五三掛龍也くんは8月5日、吉澤閑也くんは8月7日にソロコンサートを行いました。

お疲れ様でした。

 

 

 

8月5日に行われた七五三掛くんソロコンサート内で「次の曲はメンバーのしず(吉澤閑也)と一緒に2人で振り付けや構成、物語を作りました。」とのお話が。

そして流れた曲は「星に願いを」

あの、かの有名な宮玉ことキスマイの宮田俊哉さんと玉森裕太さん2人の曲。

 

 

正直私はキスマイを通っていないのでほわーんとしか認識していませんでした。結婚からの死別を公式がやってのけたくらいの情報量。

だから七五三掛くんの公演では表現力がすごいなとか切ないなとかぼやっとした感想しか浮かびませんでした。

 

七五三掛くんの公演が終わってからYouTubeKis-My-Ft2 WEB FES ユニット編をすぐに見ました。

そこで七五三掛くんが歌っていたのは2番だということに気づき、次の閑也くんの公演で1番が披露されることを悟り倒れそうになりました。

ソロコンサートにおいて2人の公演を見てやっと完成するパフォーマンスって発想がすごい。それと同時に今回の生配信だからこそできる演出というのがすごい。これを考えたのはほんとに天才だと思います。

 

これ先に言い出したのどっちなんですかね??どっちがやろうって言ったんだろ…

その辺詳しいことは後日なんらかの媒体で語ってくれると私が喜びます。2人が考えた物語も知りたい(強欲)

何卒よろしくお願いします!!!

 

 

8月7日吉澤閑也くんソロコンサートで披露された「星に願いを」

8月5日とは比にならないほど泣きました。

2公演みたことによってやっと私の中で星に願いをが完成したからかな。

 

七五三掛くんも閑也くんもこの曲を披露する際同じジャケットを着ているんですよね…

それだけでああ…となりました。

 

 

 

 

ここからは本家の「BE LOVE」と「星に願いを」見てキスマイ担が書いている歌詞考察などのブログを読み漁った私のしめしず版「星に願いを」の勝手な感想文です。解釈違いあったらすみません。ただのオタクの感想文だと思っていただければなと。

 

 

 

 

イントロ

大きな額に入ったアクリル板を挟んでの立ち位置。

お互いがいるであろう場所にはお互いのメンカラのスポットライトが。

アクリル板に近づく2人。

立ち位置は七五三掛くん下手、閑也くん上手です。

 

ここでわかることはお互いがお互いの姿は見えないってこと。(だってソロコンサート)

これが本家との大きな違いだと思います。

ご本家は宮田くんを玉森くんが上から見ているという演出でした。玉森くんには宮田くんのことが見えていました。

けどこちらはお互い見えないんです。きっと時間軸や時空が違ったりするんだろうという勝手な解釈。それがもうしんどさ増し増し。

アクリル板を覗くもそこには自分の姿しか写っていない…

 

1番(吉澤閑也)

(設定は本家と同じく3年前に結婚ということにしています。私の解釈ではね。)

 

アクリル板に手をかざしながら歌い始めます。

「永遠よりもずっとずっと長く〜僕は君を選ぶんだろう」

苦しさや葛藤、もがきが伝わってくるようなダンス。こっちも苦しくなる。

 

とにかく歌詞がしんどい。

「星になってしまった相手を想い続け、どれだけ泣いても未だ涙は枯れず、静かな夜も騒がしい夜も君のことを考え夜空を見上げている。(要約)」ってやばくないですか?

はーーーーしんどい。せつない。

このときの振付がまたいいんですよ。

真ん中に立てられたいわば自分と相手の世界を仕切る壁に縋り付くような振付や頭を抱えながら膝をつくところとかとにかく良い。切なさバシバシ伝わってくる。

 

「ねぇもっと幸せにできたかなって、もう君の答えは聞けやしないけど」

ここの歌詞特にしんどい。手を伸ばす振付が印象的でした。

 

1番の最後はしゃがみ込み向こう側に向かって手を伸ばす振付で終わります。

 

 

2番(七五三掛龍也)

アクリル板に手をかざして歌い始めます。それだけなのに気持ちが伝わってくるというかなんというか…。

相手の存在を感じたいのにどれだけ手をかざしても向こう側を見つめても自分の姿しか見えないんですよ。しんど…。

けど向こう側では閑也くんが七五三掛くんに向かって手を伸ばしてるんですよ(1番終わりの振付)

それを知らずにでもそちらを見つめ手をかざす七五三掛くん。さらにしんどい…。

 

「1度だけの短い台詞〜余計嬉しかったよ」

ここだけできっと幸せだったんだろうなっていうのが伝わってきます。そして自分の手を見つめる七五三掛くん。幸せだったときの温もりを噛み締めているのかな…。

余談なのですが嘘なんてつかない貴方がなんだか閑也くんとリンクしているように聴こえて余計にしんどかった。

 

「1秒よりも短くていいからその頬に触れさせてそっと」

胸に手を当て反対側へと歩きだし頬を覆うその姿からヒシヒシと想いが伝わってきました。一瞬でもいいから貴方に触れたい。なんてせつないんだ。

 

「せめて叶わないのならば月明かりよ強く光れ」

反対側に歩き出したけれど振り向きアクリル板へと駆け寄ります。

一瞬でも貴方に触れられないならせめて、せめて月明かりくらい強く光ってくれという強い想い。ここの振付がアクリル板を叩きその場に崩れ落ちる感じなんです。なんてせつないんだ。なんで、なんでっていうのが伝わってきてもうせつなさが限界突破。

きっと星になってしまったから月明かりが強く光り自分はここにいるという輝きを強くしたいんだろうなと…。はー歌詞も振付もしんどいなー。

 

「夜空に浮かんで」からの振付がほんとに大好きダンスだけでせつなさ伝わってくる。振付天才か。

 

「君の涙が胸を締め付けるよ」

どんな夜も夜空を見上げながら泣いている貴方を見続けているんですよねきっと。

曇り空で星が見えづらい日でもいつだって貴方を思って見守ってるよって。

「見守ってるいつも All night long」でまた向こう側へ手を伸ばすんですよね…

 

そして「ねぇ本当私なんかで良かったのかな?」

相手が泣く姿を見続ける苦しみから生まれた気持ちのような。そしてこのとき向こう側へ訴えかけるようにアクリル板へと近づき踊るんです。

 

2番もしゃがみ込み向こう側へ手を伸ばす振付で終わります。

 

ここで気付いたのですが、1番、2番共に構成は同じなんです。

アクリル板に手をかざして歌い始め、反対側へ歩きだしアクリル板へと引き戻される。そしてアクリル板から離れ感情をあらわにしたダンスを踊り再び引き戻される。向こう側へ訴えかけるように踊りしゃがみ込み手を伸ばし終わる。

 

リンクしてるんですよ。怖っ。気付いたとき震えました。構成、振付天才です。

だって1番2番とか考えずにおなじタイミングで歌い出したらお互い手をかざして歌い始めお互いに手を伸ばして終わるんですよ???お互いのことは見えていないのに同じように温度を感じたくて求めているってことなのかな。同時にやったらやばい。

 

 

 

 

 

 

「幾千の孤独を越えて 幾億の星屑に望みを込めて〜」

ここからはユニゾンです。本家は掛け合いでした。

まあソロコンサートなので掛け合いはできないのでユニゾンになるのですがこれはこれで本家とは違う解釈ができるなーと感じました。

 

本家では孤独を越えたのは宮田くん、星屑に望みを込めたのは玉森くんでした。

ですがお互いが歌うことでお互いが孤独を越えて星屑に願いを込めたというようにとれます。

星になった側も孤独に耐えていたでしょうし残された側も夜空を見上げて星屑に望みを込めていたでしょう。えっ、しんどさ倍増では?

 

「巡り会えた場所で愛鍵を握りしめて」

歌詞を見て"愛鍵"という表現が素敵だなと思いました。

そして「握りしめて」でお互い自分の手を強く強く握りしめるんです。大切なものが逃げていかないように…

 

「長い夜が明け僕らは歩き出す」

七五三掛くんが下手階段上へ

閑也くんが上手階段下へ移動します。

お互い上を見ながら追い求めるかのように歩き立ち止まります。

これが同じ時空だったら七五三掛くんが閑也くんを見下ろす形となります。そう!本家の形!

けどしめしず版はお互い見えないから。淡い期待のような、そこにいるんじゃないかなっていう感じ。

実際は何も見えてないんですよね。どこにいるかわからない相手を想って歌うんですよ。ああ。

 

「ねぇ本当に私なんかで良かったのかな?ほんの少しだけ考えてしまうよ」

ここ!!!!ここが1番よかった!!!!

お互いが違う振付で、でも葛藤が伝わってくる感じお互い悩んでしまっている感じがビシバシ伝わってきました。首に両手を持っていき膝から落ち床を叩く閑也くん、自分の頭を抱え上を見上げる七五三掛くん。ここの対比たまらん。

なんか葛藤の違いを感じられるというか。お互い悩んで苦しんでるけど違う想いがあるから違う葛藤なんですよね。

「ねぇ本当に私なんかで良かったのかな?」をお互いが歌うのすごくよくないですか。七五三掛くんのパートだったけどきっとお互いが思っていたことだと思うんです。けど同時にお互い生まれ変わってもお互いを選ぶんだろうな。はーせつない。

 

 

「星に願いを」でお互い上を見上げこの曲は終わります。

 

 

 

 

かつてソロ公演で2人の公演を見て初めて完成するパフォーマンスをした人がいただろうか。

お互いの対比が引き立ち、そこにいないのにいるように見える。最高のパフォーマンスでした。

 

ご本家は最後お互いを認識しますがこちらはずっとお互いが見えていません。救われない。せつない。涙腺崩壊。途中からずっとせつなさ限界突破してました。

七五三掛くんも閑也くんもこういった雰囲気がすごく似合います。そして感情をのせるダンスがほんとに上手い。表情の作り方からもうほんとに上手い。

2人だから作り出せた世界観だし2人だから成立した世界観なのかなとも思いました。

 

 

しめしずどうか幸せに…